今回は問題がある箇所を探す方法を1つ紹介します(これにも有線接続のPCが必要です)
正直なところ無線以外の問題で、誰と対戦してもラグを感じるというケースは殆どこれに該当するのではないでしょうか。
調査にはTraceRoute(追跡)コマンドを使います。対象までの経路と各ポイントの応答速度を3回ずつ表示します。時にはPingやTraceRouteを拒否するポイントもあるので、そういうところは表示されませんが全体としては問題ありません。調査を行うタイミングは重さを感じる時間帯、タイミングに何度も行うのが良いです。
Windowsならば先程のPingと同様にWindowsボタン→ファイル名を指定して実行→「Tracert google.com」を入力>そのままエンターキーを押します。
下記の画像はTraceRouteの結果例です。戸別でISP契約しているケースですね。1番が自宅、2番からがISP(プロバイダ)になります。
1回の調査では結果が出ない場合がありますが、繰り返し行う事で問題が見えてきます。もしも安定した通信状態であればこれらの数値は非常に安定した応答速度になる筈ですが、不安定な場合はところどころ、もしくはネックになっている箇所で高い数値が出てきます。
次の画像はISPに問題が有るケースです。Macなので少し表示が違いますが示す内容は変わりません。
※これは集合住宅でISPも含めてまとめて契約されているケースで1番が自宅、2番が自宅建物の共有出入り口、3番からがISPになります。
見ての通り3番で突然数値が50前後まで上がっていますが、これは本来ならば有り得ない数値です(東南アジアとの通信レベル)
もしもそういう結果が出た場合・・・可能であれば違うISPを試しましょう。ISPは複数同時契約も、一定期間無料等のお試し契約も色々あるかと思います。ただしお試しなのに2年契約とかはしない様に。変更先のISPが問題なく使えるとは限りません。
次回は宅内のネットワーク環境見直しのポイントを書こうかと思ってます。



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